2012年12月22日

津田沼12ー32

あか筒


由香
 じいさん、何ですか突然、わけのわからない写真を出してきて。

 これは赤筒じゃ。
由香
 あか筒ですか。何のことだかわかりません。写真にメジャーがでているんで、長さ25センチ、横12センチくらいの円筒形の物体であったことはわかりますよ。でも、かなり錆びているんで、古い茶筒といった感じですよね。

 そんななまやさしいもんではない。危険極まりないもんじゃ。
由香
 危険な茶筒ですか。本当のことを言ってくださいよ。なんなんですかこの写真の円筒形の物体は。

 だから「あかづつ」といっているじゃろう。仕方がない、ネットで赤筒の説明を探してここに貼ってあげよう。

赤筒は燃やしたら猛毒になる、加熱しないと毒性はでません。赤筒というのは、ブリキの缶の中に単独で燃焼性の高いくしゃみ性のガスを詰めて、中で一本一本燃えるような仕掛けにしとった。そのガスが中国では一番使われておったということがわかった。日本もかっての外務大臣河野洋平が日本は赤一号の化学兵器を中国で戦争に使ったということを認めてる

由香
 赤筒だから字を赤くしたんですか。眼がちかちかしますよ。要するに、旧日本軍が作っていた毒ガス兵器なんですよね。その写真をここに貼って何の意味があるんですか。

 旧陸軍習志野学校跡地で赤筒が発見されたんじゃ。習志野市内の話をしとるんじゃ。
由香
 それはたいへんですね。やはり陸軍習志野学校は毒ガスの専門学校だったことの証明のような発見ですね。いつも爺さんが言っているように、旧津田沼町は軍都と呼ばれ、軍事施設がたくさんあったところだから、軍事施設をできるだけ保存し、文化財として残して行くべきだという話に、またひとつ有力な資料が見つかったということですね。

 そんな、たわごといっておる発見ではない。中国国内では赤筒がたくさん発見されている。旧日本軍が持ち込んだものじゃ。その撤去に莫大な費用がかかる。それと同じ物が習志野市の旧陸軍習志野学校跡地で発見されたということじゃ。
 市役所のホームページの記載をここに貼っておこうかなあ。


環境省は、平成24年12月21日、千葉県習志野市の旧陸軍習志野学校跡地内で、老朽化した「あか筒らしきもの」を約760個発見したと発表。
 今回発見された物体は、直径約11cm、長さ約22cm程度の円筒形をしており、外観的な特徴から旧軍のあか筒の可能性があると考えられるため、現在、密封措置したうえで安全に保管されている。
 現場は、旧陸軍の化学戦教育機関である習志野学校跡地内にあることから、工事を行う際には旧軍老朽化化学兵器が発見される可能性に留意するよう、環境省が平成17年3月に指針を示しており、地権者においては、同指針に沿って、レーダー探査等や携帯型化学剤検知器による安全確認調査を行いながら、工事が実施されてきており、物体の発見・回収時において、旧軍の毒ガス成分を検知することはなかった。また、撤去工事は無事完了しており、あか筒の可能性がある物体以外には特に異常や危険物の発見はなかった。
 なお、現場では、平成21年度にあか筒の可能性がある物体が61個発見されているが、当時、入念的な措置として、環境省が周辺の地下水調査及び土壌調査を実施したところ、旧軍のくしゃみ剤及びその関連物質は検出されていない。
 今後、環境省では、当該物体の調査を行い、その結果を踏まえ、適切に処分する予定。【環境省】



由香
 これは、環境省の発表ですね。環境省が処分をすると書いてありますよ。

 軍事遺産は、将来日本の重要文化財になる。ぜひ習志野市で保存し、軍都博物館を造って展示してほしいもんじゃのう。
由香
 郷土史料館を造ってくれと言ってたんじゃなかったんですか。軍都博物館に変わったんですか。

 どっちでもいいから造ってくれ。

posted by 絢 at 22:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドイツ捕虜オーケストラの碑
習志野市東習志野4丁目4番地(東習志野四丁目児童遊園内)
http://www.city.narashino.chiba.jp/shisetu/koenshiseki/doituhoryookenohi.html
Posted by pp at 2013年01月30日 23:24
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